毛髪の成分と構造まずはここから始めましょう。毛髪はその80〜90%がタンパク質で残りがメラニン色素、脂質、微量元素、水分から 成り立っています。さらにそのタンパク質をもう少し詳しく説明しますと、基になっているのがアミノ酸です。このアミノ酸が数多く(何百・何千と)つながってできた化合物が、タンパク質です。タンパク質にもいろいろ種類があるのですが、毛髪の場合はケラチンと呼ばれるタンパク質が主成分になっています。このケラチンの特徴は、約20種類あるアミノ酸のほとんどを含み中でもシスチンというアミノ酸が多いことです。そしてこのシスチンにはイオウが含まれており毛髪を焼くと特有のにおいがするのは、そのイオウが燃えるためです。PH(酸性・アルカリ性を示す値)については、毛髪そのものにPHはありませんが、毛髪や皮膚を構成しているケラチンタンパク質の電気的な性質からPHが5〜6の間が最も安定した状態になります。PH8以上のアルカリ性の強い物質や製品を使用したり、逆に2以下の極端な酸性度合いの強い製品の使用は毛髪損傷に注意が必要です。 |
左の図が、毛髪内部の構造を示したものです。毛髪内部を大まかに例えるならば、お寿司の、のり巻きを想像して見てください。のり巻きの具にあたるところが一番中心にある細い管のような部分、毛髄質・(メデュラ)になります。続いて毛髪の約50%を締めている毛皮質・(コルテックス)はご飯、さらにのりにあたる部分が、毛表皮(キューティクル)になります。 |
| 頭髪の数 | 平均10万本 | ||||||||||||
| 伸びる速度 |
|
||||||||||||
| ヘアサイクル |
|
||||||||||||
| 1日に抜ける本数 | 平均50本(個人差あり。季節の影響もあり。) (毛髪の本数を10万本とした場合) |
||||||||||||
| 毛髪の太さ(直径) |
|
||||||||||||
| 強度 | 健康毛で100〜150gの重さに耐えられます。 |
その他にも・・・
髪そのもの以外にも、毛流(髪の生えている方向性)・頭の大きさ・骨格などもひとそれぞれで違いが大きく現れるものです。美容室で雑誌の中から気に入ったヘアスタイルを見つけてオーダーする場合もこの辺を考え合わせてカウンセリングしてもらうとわかりやすいかと思います。またそのスタイルのスタイリングなども具体的に説明してもらっておくと希望のヘアースタイルに一歩近づけるのではないでしょうか。